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2015年度(第18回) 北海道ブロック現場実習実践研究セミナー 実習指導者フォローアップ研修
更新日付 2016.02.02
実践倫理を基盤に置くスーパービジョン
実践における価値・倫理の理論整理と価値・倫理を基盤としたスーパービジョンの検討を通して
実践力がある社会福祉士養成において、実習指導者は、実習学生に一定の責任・義務、権利を保持させつつ、現場の実践コミュニティに参加する機会を創出することが重要である。この機会を通して学生は、クライエント・システムに対して直接的・間接的に関わり、さらに、実習指導者や職員が利用者に関わっている状況を観察し、また記録の記載、閲覧や職員からの講義等を通して現場のソーシャルワーク実践を経験することになる。スーパービジョンでは、これらの機会での実習経験を対象化し、客観的に吟味・分析し、脈絡付けをすることで省察が行われる。この実習経験の検討の方向性の基盤の一つとなるのが価値・倫理の視点である。 ここで求められるスーパーバイザーである実習指導者像は、現場の実践における価値・倫理の理論的整理ができ、さらに専門性の要素である価値・知識・技術の関係的理解ができることである。これに基づいて、価値・倫理を基盤に置いたスーパービジョンを展開することが出来る能力を涵養することが今回のテーマである。この背景には、所属する施設・機関の中に利用者に対して権利擁護システムを確立していることが要求される。 なお、北海道ブロックで標準化されている実習評価表の項目においても、「社会福祉専門職の価値・倫理について学ぶ」(中項目)、「社会福祉士の業務の中から、社会福祉士の価値・倫理判断に基づく行為を発見抽出して説明することができる」(小項目)、「人格・人権を尊重した関わりができる」(小項目)、「倫理的(価値)ディレンマの具体例を挙げることができる」(小項目)等が列挙され、重要な実習到達目標になっている。 本研修では、実践倫理を基盤に置くスーパービジョンに焦点を当てて、「実践における価値・倫理」の理論を明確にしつつ、実際に行なわれている「価値・倫理を基盤に置くスーパービジョン」に触れ、今後の実習スーパービジョンの質的向上に貢献できることを目的に展開されます。| 主 催 | 公益社団法人北海道社会福祉士会 | ||||||
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| 日 時 | 2016年3月12日(土) 10:00~16:00(9:30受付開始) | ||||||
| 会 場 | 学校法人西野学園 札幌医学技術福祉歯科専門学校3階 講堂 (札幌市中央区南5条西11丁目1289-5 石山通・国道230線沿い) | ||||||
| 参加定員 | 社会福祉士実習指導者講習会を修了認定された方、相談援助実習を指導担当されている方及び今後予定されている方、養成校教員及び学生。 | ||||||
| 参 加 定 員 | 60名 | ||||||
| 参 加 費 | 会員:2,000円 非会員:3,000円 学生:無料 | ||||||
| 振 込 先 |
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| 締め切り | 2016年2月29日(月) |
詳細(研修プログラム)・お申込用紙は、下記リンクをクリックし、PDFにてご確認ください
【要綱】2015年度 第18回北海道ブロック現場実習実践研究セミナー実習指導者フォローアップ研修
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