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公益社団法人北海道社会福祉士会

トピックス

2015 年度 北海道ブロック社会福祉実習セミナー

更新日付 2015.10.08

社会福祉士資格を基礎とした実践力のあるソーシャルワーカー養成 -卒業時到達水準に関する養成校と現場の共通認識の形成に向けて-

今日、“より高い実践力のある社会福祉士”の養成を目指した新社会福祉士養成課程がスタートしてから7年目を迎えている。このような養成課程の枠組み変化に対応して、北海道ブロックでは、この数年来、共通様式としての相談援助実習評価表の作成、相談援助実習の臨床参加型への移行に向けた取り組み、その前提としての実習前評価システムの施行等を進めてきた。その中では、相談援助実習を一つの教育展開上の区切りとして、実習前教育の内容と方法、求められる到達水準が主要な課題とされてきた。実習前評価システムの一部として実施している CBT(知識試験)や OSCE(技能試験)は、社会福祉実習教育および養成教育の刷新に向けた新たな取り組み例といえる。 一方で、実習による到達水準と卒業までの事後教育について、その現状と課題は十分な議論がなされてきたとは言い難く、これは今後の重要な教育課題である。養成されるべき人材像が「社会福祉士」に止まらず、「社会福祉士資格を基礎とした実践力のあるソーシャルワーカー」であることが志向されるならば、それに対応した専門職養成教育の最終ゴールが想定されなければならない。そのためには、実習前教育と相談援助実習のみならず実習後教育から卒業までの期間の養成教育内容とその効果的な実施方法、そしてその前提として卒業時到達水準(=新卒者が備えていることが期待される力量)についての検討が不可欠である。それは、養成校と実習施設・機関および職能団体を含んだ現場との協働作業として行われることが重要であり、まずは相互の共通認識の形成が目指されなければならない。 以上を踏まえ、2015 年度は「社会福祉士資格を基礎とした実践力のあるソーシャルワーカー養成」としての卒業時到達水準について、関係者間での共通認識を形成することを目指して、現状認識の確認と意見交換および今後の取り組み課題の整理と明確化を行うことを主眼に本セミナーを開催する。なお、このテーマは2年計画で取り組むこととし、2015 年度はその第1弾と位置づけたい。
日時2015 年 11 月 7 日(土)~8 日(日) 第1日目 (受付 9:30)10:00~17:30 *終了後懇親会 第2日目 (受付 9:00)19:30~15:30
会場北星学園大学 C 館(メイン会場:C700 教室) 札幌市厚別区大谷地西2丁目3番1号 地下鉄大谷地駅徒歩5分
参加費養成校教員 2,000 円(1日のみ参加も同額) 現場指導者 1,000 円(同 上) 学 生 無 料
申込申込用紙をメールまたはFAXにて送信してください期限:2015 年 10 月 30 日(金)必着

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