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2014年度北海道ブロック社会福祉士養成教育研修会
更新日付 2015.01.22
ソーシャルアクションの実践的教育
~大学における教育例から考える教育方法~ソーシャルアクションの実践的教育をテーマとして、昨年度はNPO法人ほっとプラスの藤田孝典氏をはじめ、北海道内で実践されている4氏からソーシャルアクションの実践について報告いただいた。報告及び議論を通して見えてきたことは、ソーシャルワーカーが現場で一つひとつのケースに真摯に向き合う中で、個別支援にとどまらず関係者を巻き込みながら問題提起し、制度、政策へアプローチ、地域の社会資源開発とマクロな実践が必要不可欠であるということだ。ソーシャルワーカーが「人権尊重」と「社会正義」の価値に根ざし、制度・体制の不備による限界を「仕方がない…」という言葉で終わらせない現実的な実践が求められていると言えるだろう。 一方で、ソーシャルアクションに対する日本の研究・教育の弱さが指摘されている。現場においては、大切さは分かるが忙しくソーシャルアクションを展開するまでの余力が無い、という声が聞こえる現状だ。このままでは、ソーシャルワーカーが本来の姿を失っていくのではないかという危機感も抱かせる。 ソーシャルワーカーが価値・倫理に対する認識を深め、個別支援からソーシャルアクションへの展開を行える能力を育てることが養成教育において喫緊の課題と言える。そこで、本年度の研修では、昨年度のテーマを引き続き、特にソーシャルアクションの教育方法を学び研鑽する機会としたい。 教育機関の教員はもとより、広く現場の実践者、学生の皆さんに参加頂き議論を深めていくことを願っている。
開催日時 | 2015年2月21日(土) 10:30~16:30(受付10:00~) |
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会 場 | 北星学園大学 B館502教室 札幌市厚別区大谷地西2-3-1 |
対 象 | 大学・養成校教員、社会福祉の現場職員、学生 |
定 員 | 50名 |
参 加 費 | 1,000円(学生は無料) *お弁当は1,000円でご用意いたします。 |
参加申し込み | 別紙の申込用紙にて、ファックス又はメールにてお申し込みください。(2月14日まで) |
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