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公益社団法人北海道社会福祉士会

トピックス

2016年度 北海道ブロック社会福祉実習セミナー

更新日付 2016.10.13

ソーシャルワーカー養成教育における卒業時到達目標・水準はどうあるべきか

―社会福祉系モデル・コアカリキュラムをとおして考える―

社会福祉士養成教育においては“実践力のある社会福祉士”の養成が志向されていますが、その中で「卒業時の仕上がり像」については、養成校間・実践現場間・養成校-実践現場間のいずれにおいても十分な議論と共有がなされていないのが現状です。これを踏まえ、2015年度の社会福祉実習セミナーでは、「社会福祉士資格を基礎とした実践力のあるソーシャルワーカー養成―卒業時到達水準に関する養成校と現場の共通認識の形成に向けて―」をテーマとしました。そこでは、卒業時到達目標・水準について関係者間での共通認識を形成することを目指し、現状認識の確認と意見交換および今後の取り組み課題の整理と明確化を意図しつつ、卒業時到達目標・水準については2ヶ年計画で取り上げることとしました。 今年度は、以上の内容について関係者間での議論をさらに深め、現在の到達点と今後の取り組み課題をより具体的な姿として共有することを意識し、「社会福祉士資格を有するジェネラリスト・ソーシャルワーカー養成」を念頭に卒業時到達目標・水準の一端について検討することとします。 そのための具体的検討材料として、「改訂版社会福祉系モデル・コアカリキュラム(案)」(2011年、一般社団法人日本社会福祉教育学校連盟)を取り上げます。2015年9月に出された「新福祉ビジョン」以降の政策動向およびそれを踏まえた今後予定されている社会福祉士養成課程の見直しでは、他職種との連携の必要性が高まる一方、新たな競合関係も見込まれます。そのような状況の中で、ソーシャルワーカーの専門職としての独自性・有意味性が問われているといえます。そこで、改訂版社会福祉系モデル・コアカリキュラム案が示す「すべての学生が到達すべき標準的目標」を養成校と実践現場の立場から見直し、今後の取り組み課題について整理・共有することを目指します。

日 時2016年11月12日(土)10:00~17:45(受付9:30~)
会 場札幌医学技術福祉歯科専門学校(講 堂) 〒064-0805札幌市中央区南5条西11丁目1289-5 地下鉄東西線西11丁目駅 徒歩5分 ※駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください。
参加費養成校教員、現場指導者:1,000円  学生:無 料
教育交流会会場付近 参加費3,500円程度 18:30~(事前申し込み)
自由研究報告申し込みを受け付けます  申し込み期限:10月31日(月)
詳細・申込用紙は下記リンクをクリックし、PDFにてご確認ください。

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