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2013 年度北海道ブロック社会福祉士養成教育研修会
更新日付 2014.02.12
ソーシャルアクションの実践的教育
格差、貧困という言葉が当たり前のように使われるようになり、社会的排除が目に見えるところにまで広がっている。多くの人にとって制度や政策の良しあしが、生活のあり方を左右する。ソーシャルワーカーは、「人間の尊厳」の価値のもと、一人ひとりの生活課題の解決を支援しているが、個人や家族を対象としたミクロの活動に留まり、マクロな制度や政策に関わることが不十分となっているのではないだろうか。 ソーシャルワーカーのもう一つの価値は「社会正義」である。これは、貧困や差別、環境破壊などによって、人々が社会的に排除されることを許さないという価値である。現場において、社会的排除が生じている状況をキャッチし、個別支援を出発としながらも、そこだけで完結せず、制度・政策への反映も含めたソーシャルアクションがソーシャルワーカーの役割として強く求められている。 このようなソーシャルワーカーを養成する教育はいかにあるべきか。まずは、教育のあり方が問われてくる。今年度の教員研修テーマを「ソーシャルアクションの実践的教育 」とし、「社会正義」をいかに教育するか、ソーシャルアクションを実践できる力をどのように教育するか、について研鑽する内容としたい。 まずは、現場の声を受け止めたい。社会的排除の現実、現場のソーシャルワーカーがどのような実践を展開しているのか、そして養成校に求める ことは何か、である。現場の声から、どのように教育に反映させるべきかを議論に繋げていきたい。 また、本研修のテーマは次年度へ継続させ、養成校における教育報告、職能団体との連携のあり方、などに繋げる予定である。| 開催日時 | 2014 年 2 月 22 日(土) 10:00~16:30(受付 9:30~) |
|---|---|
| 会場 | 北星学園大学 A館 401教室 札幌市厚別区大谷地西 2-3-1 |
| 対象 | 1.大学・養成校教員、2.社会福祉の現場職員、3.学生 |
| 定員 | 50 名 |
| 参加費 | 1,000 円(学生は無料) *お弁当は 1,000 円でご用意いたします。 |
| 参加申し込み | 別紙の申込用紙にて、ファックス又はメールにてお申し込みください。 (2 月 14 日まで) |
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