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公益社団法人北海道社会福祉士会

トピックス

【日本社会福祉士会】新入会の皆さまへのメッセージ

更新日付 2026.05.09

ソーシャルワーク専門職として仲間とともに未来をつくろう

2月1日(日)に実施された第38回社会福祉士国家試験では、25,430人が受験し、15,438人が合格しました。試験に合格し、社会福祉士としての第一歩を踏み出された皆さまに心よりお祝い申し上げます。

社会福祉士は、身体若しくは精神上の障害または環境上の理由により日常生活を営むのに支障がある方の福祉に関する相談に応じることを中心として、福祉、保健、医療、学校、教育、司法など様ざまな分野において人びとの生活上の課題解決等の役割を担うソーシャルワーク専門職です。

試験に合格し、新たに社会福祉士となられた皆さまは、これからの社会において社会福祉の向上にとって大きな力となります。皆さまがソーシャルワーク専門職として活躍されることを願っています。

さて、専門職である社会福祉士を会員とする職能団体のひとつとして、各都道府県に社会福祉士会があります。その47都道府県社会福祉士会(以下「県士会」)を正会員とする連合体組織として全国組織の日本社会福祉士会(以下「本会」)があります。
日本社会福祉士会は、日本ソーシャルワーカー協会、日本医療ソーシャルワーカー協会および日本精神保健福祉士協会とともに日本ソーシャルワーカー連盟(JFSW)を組織し、国際ソーシャルワーカー連盟(IFSW)に加盟しています。
私たち社会福祉士は、これらの組織を通して全国の社会福祉士、世界各国のソーシャルワーカーとつながり、社会福祉の援助を必要とする人びとの生活と権利の擁護および社会福祉の増進に寄与します。

社会福祉士会の活動としてよく知られているもののひとつとして「ぱあとなあ」の活動があります。
「ぱあとなあ」では成年後見人等候補者を養成し、成年後見制度の利用を必要とする方に対する成年後見人等候補者の名簿登録の仕組みを整備していますが、取り組みを始めた当初は、なぜ社会福祉士が法務省の制度に関わるのかと疑問を呈する方もいました。私たちは、成年後見制度を活用することで意思判断能力が不十分とされる方々の最善の利益のために、オーダーメイドの支援をする、意思決定を支援することが、福祉の専門職である社会福祉士の使命であると疑いませんでした。
現在、成年後見制度は、法改正の途上にありますが、権利を擁護する、意思決定を支援するために社会福祉士が関わることは欠かせないものになっています。これは私たちが、ソーシャルワークの価値と倫理に立脚して活動をすすめてきたことによります。
私たち社会福祉士は、ソーシャルワーク専門職としての専門性を発揮するために、資格取得をスタートラインとして、更なる専門性の向上に努めます。専門性の向上には、知識のアップデート、理論・アプローチに基づく福祉実践とその実践に関する振り返り、スーパービジョンなどの研鑽が欠かせません。その不断の研鑽を支援するものとして、本会では生涯研修制度を用意しています。本会がオンデマンドで提供しているe-ラーニング講座、県士会が開催する研修会やスーパーバイザーからのスーパービジョンなど、様ざまな研鑽の機会を提供しています。

また、本会は、日本医療ソーシャルワーカー協会、日本ソーシャルワーカー協会、日本ソーシャルワーク教育学校連盟、全国社会福祉法人経営者協議会および全国社会福祉協議会の6団体が運営に関わる認定社会福祉士認証・認定機構の事務局を担っています。認定社会福祉士認証・認定機構は、社会福祉士のキャリアアップを支援する仕組みとして、社会福祉士の実践力を認定する機関で、2011年度に設立されました。
本会は、正会員である県士会および所属会員とともに、様ざまな組織・機関と連携を図りながら、地域共生社会の実現に向けた取り組みを行うとともに、社会福祉士の実践力の向上、認知の向上、活用の場の拡大に努めています。
社会福祉士としてともに学び、成長し、活動する仲間として、未来を切り開いていきましょう。

社会福祉士合格、おめでとうございます。

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