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(公開講座)「相談援助実習における OSCE の開発と教育的活用」成果報告会
更新日付 2018.01.18
我が国の社会福祉士養成教育においては、より高度な実践力を有する社会福祉士の養成が必要であり、相談援助実習の重要性が指摘されている。相談援助実習において、「より高度な実践力」の獲得を志向しようとした時、学生自らが直接的・間接的にクライエントに関わる臨床参加型実習は貴重な実習経験となる。さらに、臨床参加型実習の形態による実習経験は、実践力養成の機会だけでなく、自らの思考を喚起する契機ともなる。 我々は、臨床参加型実習を実施するための仕組みとして、JPS科研費(挑戦萌芽研究)26590114の助成を受けた研究「相談援助実習におけるOSCE(Objective Structured Clinical Examination 以下OSCE)の開発と教育的活用」(研究代表者:巻 康弘) に取り組んできた。このOSCE開発にあたっては、試験方法の開発に加え、学生への事前周知やフィードバック、ならびに実習施設・機関へのOSCE結果の情報提供なども重要な教育方法として位置付け、北海道医療大学における相談援助実習(科目名:ソーシャルワーク実習)の実習前評価の一環として実施してきた。 本成果報告会では、この間の開発成果の中から「相談援助実習におけるOSCE(客観的臨床能力評価)」の研究の紹介を行う。また、本OSCEの開発・実施に関わってきた教員・実習指導者からの発題をいただく。さらに、参加者を加えた意見交換においては、OSCEの内容妥当性の検討をひとつの軸として、社会福祉士養成教育における実践力養成とOSCEの必要性について検討する。多くの参加者の皆さんからの忌憚のないご意見を頂戴できる機会となることを期待したい。日 時 | 2018年2月17日(土)13:30~17:30(受付13:00) |
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会 場 | ANAクラウンプラザホテル(札幌市中央区北3条西1丁目) |
対 象 | 実習指導者等、教員、学生 |
参加費 | 無料 |
定 員 | 50名(予定) |
申込締切 | 2018 年 2 月 2 日(金) |
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