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公益社団法人北海道社会福祉士会

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子どもの未来を考える勉強会03 開催報告

更新日付 2020.03.06

去る1月12日(日)、かでる2.7・820研修室にて、子ども未来部会による「子どもの未来を考える勉強会03」を開催しました。 講演では、函館短期大学保育学科教授、名寄市立大学特命教授、社会福祉法人北海道家庭学校理事長である家村昭矩氏(元北海道中央児童相談所長)を講師にお招きし、「市町村を中心とした機関連携による子育て支援のあり方について〜検証:これって(しつけ、体罰)?虐待?〜」と題して、子ども虐待の現状や子育て支援における市町村の役割、「しつけ」と「体罰」、今年4月から施行する「改正児童虐待防止法」についても詳しく取り上げ、参加者で学びを深めました。 この勉強会では、過去3年にわたって複合的な課題を抱える架空の一世帯について、子ども未来部会委員が企画・上演する寸劇により事例検討を行ってきたところですが、今回は「3年間のかかわりと終結に向けて」と題して上演し、参加者から「書面で見るよりもリアル感があって分かりやすく、楽しく学ぶことができた」と好評をいただきました。 そして、毎回恒例となっているグループワーク「がやがやタイム」では、この寸劇事例をもとに「切れ目のない支援のために私たちができること」として、ソーシャルワークの視点を用い、5グループに分かれて熱心な意見討議が行われ、最後に家村講師より講評をいただきました。 当日は、子どもの支援に携わっている方のほか、多分野多職種の方々30名(会員・非会員を含む)の参加があり、共に考え、そして繋がりが生まれた勉強会となりました。家村講師並びにご参加ただきました皆様にこの場を通じて感謝申し上げます。

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